黒い本

「超」怖い物語

竹書房文庫

飯野文彦

2007年12月31日

竹書房

660円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

怪奇作家・井之妖彦はある日、ぶらりと入った古書店のカウンターで一冊の本と出合う。黒い革の表紙、タイトルも何も記されていないその本には、店主による奇妙な但し書きだけが付いていた。“ご自由にお持ちください。但しいかなることがあろうとも、返本は不可。何が起ころうとも当店は一切責任を持ちません”-いわくありげな文句につられた井之は早速その本を持ち帰り、最初の一話を読みはじめるのだが…。次々と現れる奇怪な物語、万年筆による謎の書き込み、果たして「黒い本」の正体とは?ケータイ小説として連載され、話題騒然となった異色ホラーの怪作が文庫にて堂々完結。

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