壁の花の舞踏会

ラズベリーブックス

オリヴィア・パーカー / 加藤洋子(翻訳家)

2010年7月31日

竹書房

984円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

ヴォルヴェレスト城での花嫁選びの舞踏会は終わった。長年にわたって一途に想い続けていたトリスタンは、シャーロットではなく別の女性を選んだのだ。前日の夜、他の候補者よりまさっていると彼から告げられたにも関わらず…。呆然とするシャーロットの前に放蕩者として有名なロスベリー伯爵が現れた。彼はトリスタンの親友で、ラストワルツに誘われておらず、壁の花だったシャーロットに軽口を叩きながらもダンスを申し込んでくれたのだ。それから半年、ひょんなことから庭で倒れていたロスベリーを救ったシャーロットは、ある名案を思いつく。自信のない壁の花の自分と、自分には絶対恋心をいだかない伯爵なら、きっと友情をはぐくめる。そしていまや婚約を破棄したトリスタンと、ロスベリーが恋するトリスタンの姉ロザリンドにやきもちを焼かせ、お互いの恋に協力できるだろうと。-だが、シャーロットは知らなかった。壁の花の自分に、伯爵がひそかに恋していることを。そして、トリスタンを想い続けるシャーロットのため、心を偽っていることを…。せつなくもキュートなリージェンシー・ヒストリカル。大好評『花嫁選びの舞踏会』の続編。

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