ものの人類学2

床呂 郁哉 / 河合 香吏

2019年6月5日

京都大学学術出版会

4,180円(税込)

人文・思想・社会

日々スマホを使ってチャットをし、乗り物を使って移動し、パソコンを開いて思考する私たち。これらの「もの」は非人間の「もの」なのか、「ひと」の一部なのか、それとも私たち自身がじつは「もの」なのか?鍛冶屋と鎚の対話、将棋ソフトと人間の棋士の相互作用、ひとが「ひとでなし」化されたホロコースト等、世界各地の多様な事例をもとに「もの」と「ひと」の混淆した関係を暴く、斬新な人類社会論。

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