ヘンリー・ストリートの家
リリアン・ウォルド〜地域看護の母〜自伝
リリアン・D.ウォルド / 阿部里美
2004年8月31日
日本看護協会出版会
2,640円(税込)
人文・思想・社会
経済的にも社会的にも目ざましい発展を遂げつつあった19世紀末のアメリカ。そのアメリカを新世界とし、より豊かな生活を夢見てヨーロッパから流れてきた移民たちの住み着いた先が、ニューヨークのイースト・サイドだった。看護師であり医学生でもあったリリアン・ウォルドは、その一角にあるヘンリー通りに、1895年、世界で初めての看護師セツルメントを開設。その後1933年に施設長を退くまで一貫して、ヘンリー・ストリート・セツルメントを拠点に公衆衛生看護・地域看護を実践し、市や国の政治にも働きかけて普及と啓蒙に努めた。本編はリリアン・ウォルド自身がその半生をつづったもので、名もない地域住人たち、社会や国を動かす運動家、政治家たちとの生き生きとしたエピソードに満ちており、公衆衛生看護および地域看護の原点を知ることができる。1915年に雑誌に連載されていた原稿を元に書籍化、歴史的意義を新たに標すものとして91年に改訂版が出版された。本書は91年版の全訳である。
本棚に登録&レビュー
登録しました。
close
ログイン
Readeeのメインアカウントで
ログインしてください
Readeeへの新規登録は
アプリからお願いします
- Webからの新規登録はできません。
- Facebook、Twitterでのログイ
ンは準備中で、現在ご利用できませ
ん。
シェア
X
LINE
リンク
楽天ブックスサイト
楽天ブックスアプリ
© Rakuten Group, Inc.
キーワードは1文字以上で検索してください
みんなのレビュー