消費者の戦後史

ヤミ市から主婦へ

原山 浩介

2011年6月1日

日本経済評論社

3,960円(税込)

人文・思想・社会

消費者運動を軸に、消費者団体と行政・企業との協調と対立の両側面を分析し、戦後日本社会で「消費者」が、社会・経済・政治的にどのように規定されてきたかを明らかにする。 序章 「消費者」という考え方 第1章 戦後闇市の興亡    1 はじめに    2 闇市の取り締まり強化まで    3 闇市・食料不足と治安問題    4 消費者運動のはじまり --「草の根」からの動き    5 労働運動と消費者運動    6 小括 第2章 生協運動のなかの消費者    1 はじめに    2 労働政策と生協設立    3 労協と西部生協の対立    4 米子における「生協問題」    5 消費者中心主義と労働者    6 小括 第3章 生産性向上と消費者教育    1 はじめに    2 生産性運動と消費者運動    3 小括 第4章 カラーテレビ価格をめぐる攻防    1 はじめに    2 カラーテレビ不買運動の背景    3 カラーテレビの流通をめぐる対立    4 不買運動の推移とその評価    5 小括 第5章 消費者の有機農業運動史    1 はじめに    2 「有機農業」を軸とした活動領域の構築    3 「名付けの力」との葛藤    4 有機農業運動の構造変容    5 小括 終 章 「消費者」の生成と変容

本棚に登録&レビュー

みんなの評価(0

--

読みたい

0

未読

0

読書中

0

既読

0

未指定

1

書店員レビュー(0)
書店員レビュー一覧

みんなのレビュー

レビューはありません

Google Play で手に入れよう
Google Play で手に入れよう
キーワードは1文字以上で検索してください