
なぜ新耐震住宅は倒れたか
変わる家づくりの常識
日経ホームビルダー
2016年8月25日
日経BP
2,640円(税込)
科学・技術
熊本地震が突き付けた戸建ての死角 問題がないはずの新耐震住宅が多数倒壊した。 被災住宅の現地調査と図面分析から、倒壊の原因と対策を読み解く。 熊本地震の被害から地震に強い家を再検証しました。 一般的には、昭和56年(1981年)の新耐震基準より古い家が地震に弱いと考えられてきましたが、 熊本地震では新耐震基準の家も2000年を境に耐震性能に違いがあることが明らかになりました。 2000年の告示で追加になった規定や、くぎのめり込みによる強度の低下など、 日経ホームビルダーが報じてきた耐震対策の課題を一冊にまとめました。 【 目 次 】 PART 1 熊本地震の被害の特徴 住宅被害は16万棟超 被災地の住宅57棟を踏査 前震耐えるも本震で倒壊 ほか PART 2 倒壊の原因を徹底分析 阪神を上回る破壊力 壁位置の上下不ぞろいが弱点に 見えてきた崩壊プロセス ほか PART 3 危ない新耐震住宅 65%が接合部に問題あり 曖昧さが奪った耐震性能 重要ワードの要点/木造住宅の「2000年基準」 PART 4 顧客と実務者の本音 築浅顧客に拡大する耐震不安 半壊が地震後居住の分かれ目 4号特例を再考し制振に注目 PART 5 実験で分かる住宅の壊れ方 耐力壁が少ない家の壊れ方 筋かい耐力壁に潜む危うさ なかなか壊れない大開口 ほか PART 6 危ない筋かい 角度が急な筋かいの強度は? 断面欠損で筋かいの強度は? 節のある筋かいの強度は? ほか PART 7 危ない軸組 1階だけの補強は危険? 引き抜きと偏心、優先は? 接合がいい加減な増築リスク ほか
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“筋交が折れる”実験でわかる住宅の壊れ方が
“筋交が折れる”実験でわかる住宅の壊れ方がすごく印象的。 耐震補強といえば、筋交を追加すると感覚的に思っていたが、面材のほうが…など、今まで持っていた考えを改めさせられる一冊でした。 #オススメ本
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