マーケティングとは「組織革命」である。

個人も会社も劇的に成長する森岡メソッド

森岡 毅

2018年5月25日

日経BP

1,760円(税込)

ビジネス・経済・就職

あなたの提案は、なぜ通らないのか?USJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)V字回復の立役者が教える、成功のための「社内マーケ」術。

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読みにくい

starstarstar 3.0 2023年11月03日

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チーム作り

starstarstarstarstar 5.0 2023年02月20日

ノートブック: マーケティングとは「組織革命」である。 森岡 毅 Citation (シカゴスタイル): 毅, 森岡. マーケティングとは「組織革命」である。. 日経BP, 2018. Kindle edition. 前付け ハイライト (黄色) - ロケーション 88 デフォルトとしてもっと一人の可能性を信じることにしています。 4 「自己保存」の本能を逆手に取るアメとムチ ハイライト (黄色) - ロケーション 1330 リーダーシップ行動を学んで実行する変化を選択するか、さもなければ会社で評価が下がって降格や転職するような変化を選択する ハイライト (黄色) - ロケーション 1338 個々人の自己保存のエネルギーを上手く活用する 1 集団知を活かすための「意志決定システム」 ハイライト (黄色) - ロケーション 1498 意志決定プロセスを透明でオープンに 2 個人の強みを引き出す「評価システム」 ハイライト (黄色) - ロケーション 1511 自己保存のために個人が変化せざるを得ない仕組み、「 2 「顧客視点」でなければ提案は売れない! ハイライト (黄色) - ロケーション 2009 自分という商品を会社に売っている営業だという 2 上司と目的を共有しないと報われない! ハイライト (黄色) - ロケーション 2186 その目的を共有できていないのに、自分が重要だと思う提案そのものを何度もプッシュすると、キャリアの深刻なリスクを負うこと 1 社内マーケティングのWHOは2つある! ハイライト (黄色) - ロケーション 2352 そのプランを上司の付加価値も含めた2人のプランにする ハイライト (黄色) - ロケーション 2355 その上司の中にある自己保存ベクトルへの対処 ハイライト (黄色) - ロケーション 2376 自己保存を制御する仕組み ハイライト (黄色) - ロケーション 2378 このタイプの人間がいるせいで上司には情報が入ってこないし、部下同士や同僚間で情報共有が進まず、全体像が把握しにくくなる。 2 勝ち筋を見つける「ターゲット・アナリシス」の技術 ハイライト (黄色) - ロケーション 2406 「勝ち筋」の第一歩は、自分の提案に敏感に反応するであろう「ターゲット」を前もって想定して ハイライト (黄色) - ロケーション 2407 利害関係者の固有名詞を、しっかりと考えながら仕分け 3 優先順位をつけてターゲットを絞り込む! ハイライト (黄色) - ロケーション 2468 重心になる人はいないかな?」と最初からその可能性に着眼してターゲットを分析して ハイライト (黄色) - ロケーション 2499 ハリー・ポッターの提案を通した時には、40~50人のターゲットをよく分析した結果、私が最優先でカバーしていたターゲットは、社長、株主、CFO、直の上司だったマーケティング営業本部長のたった4人 1 「公の便益」に訴える ハイライト (黄色) - ロケーション 2533 魅力は高く、実現性も高く、コストは低く ハイライト (黄色) - ロケーション 2555 相手が買える範囲まで〝値札〟を小さくする工夫 ハイライト (黄色) - ロケーション 2575 魅力を、コストと釣り合わせ、上回らせる ハイライト (黄色) - ロケーション 2596 コラボや低予算アイデアを次々に成功させていきました 2 提案に〝やりがい〟を盛り込む ハイライト (黄色) - ロケーション 2619 です。「会社の未来のためにぜひやろう!」と公の便益を大義名分にしながらも、突き動かす情熱のエネルギーは深層にある「個の便益」に響くことで生み出されています。そうなるように「個の便益」を考えねばなりません。 2 対話の真理は「押し引き」にあり ハイライト (黄色) - ロケーション 2895 「私にも提案があります。きっとすごく気に入ってもらえると思うのですが、聞いていただけますか?」 ハイライト (黄色) - ロケーション 2897 しゃべり続ける相手を止めるためには、相手の名前を連呼することです 3 スタイルの幅が成功確率を上げる ハイライト (黄色) - ロケーション 2997 できる自分も良いですが、できない自分も実は素晴らしいのです。 鈴木 敏文氏 セブン&アイ・ホールディングス名誉顧問 ハイライト (黄色) - ロケーション 3043 失敗を恐れずに仕事を任せ、サポートして成功体験をつくらせる。 秋元 康氏 作詞家 ハイライト (黄色) - ロケーション 3188 なり意図的に摩擦を起こすのですね。秋元それは、やはり振り子の理論です。物事は時間が経つとたいてい予定調和が生まれるので、わざと逆に振る。AKB48選抜メンバーの16

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Readeeユーザー

(無題)

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4.5 2022年05月11日

組織の本質 組織を動かす秘訣 組織力は個人技とシステム"仕組み"の掛け算 部分最適を考える人ばかりで、全体最適を考えて働く人がいない。これは多くの組織にある問題 マーケは策を立てるより実行する方が100倍難しい マーケ戦略の下で商品開発を機能させること、商品開発はマーケティングシステムの中にあるべき。 マーケは宣伝広告部ではない 精神論では組織は変わらない。アメのムチの両方を明確にシステム化しなくては、変わらない。 ①売上向上▶︎マーケティングシステム(商品開発) ②集団知を活かす▶︎意思決定システム(会議) 会議のアクションサマリーを24時間以内に提出する。 内容はアジェンダ、決定事項、内容、アクション ③個々の強みを引き出す▶︎評価報酬システム 1.評価基準の設定 2.評価プールと区分の設定 3.目線合わせ 4.評価会議とトラッキング 5.待遇変更の厳格な実施 相対評価、入れ替え 人間性の自己保存の本能に基づく 社内マーケのススメ ①組織文脈の理解 まずはゲームのルールを理解する 顧客視点でなければ提案は売れない 提案の審判はもともとフェアではない▶︎自分責任論で改善 ・その人の目的は何か ・重要事項の意思決定者は誰か ・その人の評価が何によって決まるか ②目的 ★勝つ確率の高い戦いを設定する ★その提案に大義はあるか?陳情と提案は異なる。 全体にどのようなインパクトがあるのか、大義を考える。 戦略が曖昧な組織でやるべきこと 1意思決定者が何に困っているかを調べる 2組織に色濃い不文律や暗黙知から探る 3普遍的な経営のキーワードから仮定する これらから、大義を手に入れること ③WHO ターゲットは2つある、意思決定者と周辺で判断に影響を与える人 成功のカギはターゲット理解が9割 第一系統▶︎組織の目的に忠実な人、つまり会社にとって正しいこと ★第二系統▶︎自己保存に忠実な人 第二系統のターゲットは自己保存が強く、既得権益から難癖つける。彼女の自己保存に対する執着を侮ってはいけない。 森岡氏が厄介だったのは、『自分に関係なく物事が、上手く行くのは嫌だ』というエゴを持った人、意思決定者ではないのに自分は聞いてない!という理由で反対する人 ▶︎こういうタイプは下から情報集めて上司に報告するのが仕事だと思い込んでいる残念な人。付加価値を作り出すと思っていない。または作り出せないので、常に情報伝達の間に立とうとして自分が情報を支配して丸抱えしようとする。その件の全容が自分以外は誰にもわからない状態を作ろうとする。 そして上司と話すときは、全て受売り情報なのに、まるで自分が全て仕切ってあえるかのように話す。そうやって自分の存在価値を作り出そうとする。 ▶︎したがって、自分を飛び越えてパスされて上司や部活に情報を回されることは、このタイプにとっては自己保存を脅かされる致命的な大問題なので阻止を始める。 自己保存を制御する仕組みがないからこんな人間が暗躍して組織を毒していく。このタイプの人間は処理しないといけない。 ▶︎わざと穴をいくつか開けておいて、そこを指摘して感謝して訂正し、そのプランを上司の付加価値も含めた2人のプランにするという技術が有効 ▶︎自己保存に駆られた邪魔が入るのは当然。簡単にいくわけないので、自分にとっての勝ち筋を探すこと ④WHAT 何が相手に響くのか? 便益も2つそれぞれ明確にする(公と個の便益) 公の便益とは、 勝ち筋を明確に見せて、コラボや低予算アイデアを次々に成功させていく。信用貯金を一気に増していき、実現可能性を高めていく。 個の便益とは、 実利だけでなく、感情の領域に属する便益 相手の存在意義を実感させる 相手に意味を感じることが出来る切り口で感情系便益として強くポジショニングできるかを考える 熱を持たせるには本当の事を話さないとダメ、本当に必要で一緒に力合わせて本当に勝ちたいでぶつけないとダメ ⑤HOW まずはスタイルを理解すべし 言いたいことを相手が聞きたいように話す ▶︎自信満々で自分が一番と思いたいエゴの強い人 スタイルの幅が成功確率を上げる キャラを分ける、大事なのは客に好かれる事 自分との好みで客を選んでし人は成績悪い

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Ida Kazuya

マーケティング=組織革命

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3.9 2021年05月31日

コレ、面白かったです。普段はなかなか読み進まない僕が、珍しく2日で速攻読んでしまいました。最短記録じゃないかな⁈ 会社や組織の「へぇ〜」や「あるある」が満載で、『為になる』とか『成功の秘訣』と言うよりかは、『考え方』の本でした。 とは言え、『USJのV字回復』を中心とした著者の超実戦感覚の中での気づき・体系化なので、『数値が共通言語』や『確率思考の戦略論』と語っていた著者から『マーケティングとは組織革命である!』なんていう少し⁇な事を言われても、読み終えた頃には「なるほどなぁ~」と思えるように出来てます。 マーケティングに携わってる方、会社の幹部の方々は勿論、『一人でも部下や後輩がいる方』=会社に勤めるほとんどの方々に是非読んでもらいたい本です。(すぐ読めますし(笑))

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Ida Kazuya

マーケティング=組織革命

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3.9 2018年06月07日

コレ、面白かったです。普段はなかなか読み進まない僕が、珍しく2日で速攻読んでしまいました。最短記録じゃないかな⁈ 会社や組織の「へぇ〜」や「あるある」が満載で、『為になる』とか『成功の秘訣』と言うよりかは、『考え方』の本でした。 とは言え、『USJのV字回復』を中心とした著者の超実戦感覚の中での気づき・体系化なので、『数値が共通言語』や『確率思考の戦略論』と語っていた著者から『マーケティングとは組織革命である!』なんていう少し⁇な事を言われても、読み終えた頃には「なるほどなぁ~」と思えるように出来てます。 マーケティングに携わってる方、会社の幹部の方々は勿論、『一人でも部下や後輩がいる方』=会社に勤めるほとんどの方々に是非読んでもらいたい本です。(すぐ読めますし(笑))

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