なぜ2人のトップは自死を選んだのか
JR北海道、腐食の系譜
吉野次郎
2014年4月30日
日経BP
1,650円(税込)
ビジネス・経済・就職 / 旅行・留学・アウトドア / ホビー・スポーツ・美術
脱線炎上、データ改竄、不祥事が相次ぐJR北海道。腐食は組織の奥深くまで進行していた。徹底した現場取材に加えて、“自殺”した相談役など8名の証言から真実に迫る。
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starstarstar 3.0 2018年12月09日
組織が機能しなくなり、本来すべき業務すら実行されず 安全がないがしろにされてしまい、職場は荒廃していく。 組織が駄目になる時は、こういう風に駄目になるということがよく分かる。 JR北海道の特殊事情 貨物列車が多い ディーゼル機関車が多く走っていることにより、その重量のため、線路の傷みが早いなど寡聞にして知らなかったことも多くあった。 現場を指導する立場の本社が文書を出して、事足れりとしていたことが現場の離反を招いたとの指摘は我が身をふりかえって心すべき事と思う。文書一枚だけで無く、現場に出向いて、細かく指導する。現場の声を聞き、困っていることを解決していくことで信頼を築いていくことの重要性を認識した。 国交省の検査官の組合は元凶ではないとの見解は意外であった。
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他人事ではない
所属する組織でコスト削減が声高に伝えられる毎日で、他人事ではない。 自分達の仕事の価値、職場での価値が共有されないで進んでしまった悲劇。
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