遺言

日本の未来へ

日経ビジネス編集部

2015年8月12日

日経BP

2,420円(税込)

人文・思想・社会

戦後70年ーー。2015年夏、私たち日本人は大きな節目を迎えます。 日本の安全保障のあり方が大きく転換しようかという今、第二次世界大戦下の日本を直接知る先達に、戦争とは何だったのか、戦後復興、高度経済成長とはどんな時代だったのかを語ってもらうことは、極めて意味のあることでしょう。 そこで経済界、政界、文化界などで戦後の日本を支えた重要人物31人に、日本の未来に向けた「遺言」をいただきました。焼け野原から輝ける時代を築いた当事者には、若い世代にはない強烈な視座があります。混迷の時代を生きる日本人が、この先失ってはならないものとは。未来を拓くために受け継ぐべきものとは。 【1章】未来の経営者へ  スズキ会長 鈴木 修「人生は、こんちきしょう」  ライフコーポレーション会長 清水信次「本能に従えば、人生はもっと楽しい」  堀場製作所最高顧問 堀場雅夫「死と飢えに怯え、犬まで食べた」  オリックス シニア・チェアマン 宮内義彦「変えられないなら、日本はそれまでの国」  日本IBM名誉相談役 椎名武雄「『外資イコール悪』だ? 冗談じゃねぇ」  シークス会長 村井史郎「事業は、生きるための手段にすぎない」  アリアケジャパン会長 岡田甲子男「『原爆病』を精神力で克服していた」  セブン&アイ・ホールディングス会長 鈴木敏文「変わらなければ、大事なものも守れない」  元新生銀行会長 八城政基「高度成長は教育のおかげ、ではない」 【2章】未来の創造者へ  元シャープ副社長 佐々木 正「殺人光線開発。一線越えず終戦の幸運」  俳優 仲代達矢「俺は俺!と抵抗しろ。人生は長くねぇ」  カシオ計算機特別顧問 樫尾幸雄「技術は生鮮と同じ。まだ鮮度を磨ける」  エステー会長 鈴木 喬「昭和は良かったなんて?っぱち」  タカラ創業者 佐藤安太「ヒットの法則は『ピカ、カックン、スー』」  アース製薬特別顧問 大塚正富「『ごきぶりホイホイ』の半分はアート」 【3章】未来のリーダーへ  第79代内閣総理大臣 細川護熙「国も国民も『足るを知れ』」  第81代内閣総理大臣 村山富市「国民が変われば、リーダーは変わる」  元台湾総統 李 登輝「大切なことは『武士道』にある」  経済学者 小宮隆太郎「アメリカだって『出る杭』は打つ」  元国連事務次長 明石 康「『抑止』と『対話』が世界を守る」  三菱商事特別顧問 槇原 稔「日本の一番のモデルはアメリカ」  作家 堺屋太一「官僚主導の日本は全然楽しくない」 【4章】未来の日本人へ  登山家・プロスキーヤー 三浦雄一郎「人間は150歳まで生きられる」  脚本家 倉本 聰「日本はリッチだけど幸せじゃない」  臨済宗相国寺派管長 有馬頼底「仏様同士で殺し合うな」  石原裕次郎の妻 石原まき子「軽く恋愛するなんて、もったいない」  作家 西村京太郎「若い人には、鉄道の一人旅を勧めたい」  元侍従長 渡辺 允「両陛下の『無私の心』を知ってほしい」  最高齢現役助産師 坂本フジヱ「子宮の力は国の礎、最後の砦です」  長崎被爆者最高齢語り部 尾畑正勝「ああ、ここで死ぬんかな」  京セラ名誉会長 稲盛和夫「優れた人間性こそ日本の宝」

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