我が聖都を濡らせ血涙

魔術士オーフェンはぐれ旅

富士見ファンタジア文庫

秋田禎信

1997年1月31日

富士見書房

528円(税込)

ライトノベル

はっきりいって俺はイライラしている。理由はいろいろある。メッチェンがなに企んでるのかがはっきりしねえのが一つ!マジクのヤツが根性なしのくせして戦闘訓練してくれとやかましいのが一つ!クリーオウがまだなにも問題を起こしていなくて不気味、ってのが一つ!だが、最大の原因はいよいよキムラックー教会の総本山に乗り込まなくちゃならないってことだ。魔術士憎しで凝り固まった狂信者と専門の殺し屋が待ち構える、俺にとっては危険極まりない街なんだぜ。神経質になるなってほうが無理ってもんだろ?そして俺のやな予感は最悪のかたちで的中することになる。この街にはとんでもないヤツがいやがったのだー。快進撃はどこまで続くのか!?最強のハイブリッド・ファンタジー第八弾。

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