猫は知っていたのかも。

菜子の冒険

富士見ミステリー文庫

深沢美潮

2000年11月30日

富士見書房

550円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

飯倉菜子は16歳。女流ミステリーの大家・神乃瀬志帆を母に持つ。高級住宅街に愛犬クレイ、トラップと、のほほん暮らすお嬢様(?)。追っていた猫・ルカナンが逃げ込んだのは、よりによってヘンクツでならすキヌ婆さん宅。しかし、菜子は婆さんのようすがいつもと違うことに気がつく。菜子は確信したー「あれはキヌばあさんじゃない!」母の新米担当編集・仁とともに「偽者」の謎を追う菜子。たぶん、ルカナンだけが真相を知っているんだよね!?かわいっくて、純な16歳の推理と冒険、そして恋愛。お騒がせお嬢様探偵の誕生。

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