「感じが悪い人」はなぜ、感じが悪いのか

心理学で解決!仕事の悩み、職場の難問

プレジデントムック

「プレジデント」編集部

2010年12月31日

プレジデント社

968円(税込)

ビジネス・経済・就職

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Readeeユーザー

(無題)

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2.5 2018年01月28日

本書を読めば、なぜ感じが悪いのかその理由がわかるのでしょうが、分かったからと言って、全く意味がありません。何故なら、感じが悪いと思われる人はこんな本を読もうともしないでしょうし、もしかして、他人に感じ悪いと思われたら嫌だな、と思って本書を手にとった人は、そう思った時点で既に感じの悪い人ではないからです。 私の周りには、今は所謂感じの悪い人はいません。にも関わらず、この書名に惹かれて読んでみようと思ったのは、過去の経験から現実に「感じの悪い人」はいますし、その人はどんな思いで生きているのか、とりわけコミュニティの最小単位、家庭でどうなんだろうか、幸せなんだろうかと、思ったからです。 本書を読み進めるに連れ、思わぬショッキングな場面に遭遇しました。例えば良い課長が、必ずしも良い部長になれないとか「感じの悪さ」は、人間の善悪とは無関係で低姿勢で生きるだけでは成功は逃げていく等々の記述です。 本書は実はサブタイトルの『SYAコミュニケーション』つまり『SEE YOU AGAINコミュニケーション』、文字通り「もう一度会いたいと思わせる人になる方法」について解説した心理学の応用書だったのです。 感じが良いか悪いかは、その人の性格云々で決まるわけではなく、人間同士が出会う社会的な状況に大きく影響されてしまうのです。ですから、私たちは、常に感じが悪い人だと他人から思われるリスクを背負っているわけです。 本書は、そんなリスキーな社会のなかで、感じが悪いと思われてしまうのはいったいなぜなのかを、七つの法則にまとめて紹介しています。逆にいえば、この七つさえクリアすれば、感じが悪いと思われることはなくなるのですが、それは誰に対しても低姿勢でいれば良いという事にはなりません。

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