万博100の物語

久島 伸昭

2022年5月31日

ヨシモトブックス

2,750円(税込)

万博開催に仕事として携わりつつ、万博を研究してきた著者が書き尽くす、万博の知られざる100のエピソード。1851年の最初の万博会場は鉄とガラス製の温室構造だった。ピカソの『ゲルニカ』は万博出品のために描かれ、モネは「睡蓮」と万博で出会った。エレベーター、動く歩道、自動車、通信…先端技術はどの時代も、万博で競い合われてきた。サクソフォン、バカラ、エルメス、ティファニー…万博をきっかけに世界に広まったものは、枚挙にいとまがない。1867年万博では芸者のおかね、おすみ、おさとが大人気。1900年パリ万博で大ブームとなった貞奴はゲランの香水の名にもなった。チョンマゲで万博を体験した渋沢栄一、6422万人を集めた大阪万博の会場を設計した丹下健三、冷凍マンモス展示のために奮闘した中村利雄…万博の裏にドラマあり。20万字超の原稿、200点以上の参考文献、230点の図版で、著者の20年以上の研究をまとめあげた力作。

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