不当な債務

いかに金融権力が、負債によって世界を支配しているか?

フランソワ・シェネ / 長原豊 / 松本潤一郎 / 芳賀健一

2017年7月10日

作品社

2,420円(税込)

ビジネス・経済・就職

“不当な債務”(汚い債務)という概念は、両大戦間期にまで遡ることができる。「国民や市民が、自らの利益に反して、合意なしに負わされた債務であり、しかも債権者は、国民や市民の利益に反していることを知り尽くしている債務」のことである。本書は、豊富な資料・事例をもとに、公的債務の歴史やシステムを分析し、その不当性を明らかにし、未来への指針を示した、欧州で話題の書である。

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