遺跡に読む中世史

考古学と中世史研究 第13巻

小野正敏 / 五味文彦 / 萩原三雄

2017年4月10日

高志書院

3,300円(税込)

人文・思想・社会

遺跡がもつ廃墟としての宿命から、発掘によって遺跡の全体像がわかるわけもなく、考古学の方法と発掘された遺構・遺物のみからの分析には超えられない限界がある。ならば遺跡から歴史を読み解くには、どうするか? 文献史・絵画史・建築史等との協業による歴史学の実践法を提示する「考古学と中世史研究」シリーズ最終巻!     1 建物を読む 館・屋敷をどう読むかー戦国期大名館を素材にー……小野正敏(国立歴史民俗博物館名誉教授) 発掘された建物遺構をどのように読み解くか…………冨島義幸(京都大学大学院准教授)   -中世住宅発掘遺構の研究方法をめぐってー つわものの館の成立と姿…………………………………八重樫忠郎(平泉町まちづくり推進課課長)    2 出土文字資料の見方 出土文字史料の見方………………………………………五味文彦(東京大学名誉教授) 経塚出土文字資料と考古学的視点………………………村木二郎(国立歴史民俗博物館准教授)   -同一人物が関与した経塚からー 鴨田遺跡出土の巡礼札が語るもの………………………高橋慎一朗(東京大学史料編纂所教授)    3 場を解く 城と聖地ー近年の「城とは何か」論にふれてー………中澤克昭(上智大学准教授) ムラが消えたームラ研究の可能性ー……………………飯村 均(福島県文化振興財団総務課長) 金山遺跡における「場」と「景観」……………………萩原三雄(帝京大学教授) 「考古学と中世史研究」シンポジウムの一応の区切りにあたって…萩原三雄

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