カンフォータブル・ケアで変わる認知症看護

南 敦司

2018年9月28日

精神看護出版

2,200円(税込)

医学・薬学・看護学・歯科学

カンフォータブル・ケアは,「快の刺激」に着目したケア技術です。カンフォータブルとは英語で,「心地よいこと,快刺激」と訳されます。すなわちカンフォータブル・ケアとは認知症者が心地よいと感じる刺激を提供することで認知症周辺症状を軽減するためのケア技術です。本書は,このカンフォータブル・ケアを中心に,認知症者へのケアを最適なものにするためにケアする者が身につけておくべき「(広義・狭義の)アクティビティ・ケア」「身体拘束最小化」を解説します。認知症ケアで燃え尽きてしまう前に,レッツ・カンフォータブル・ケア。 part1 カンフォータブル・ケア  カンフォータブル・ケアの成り立ち  快刺激と不快刺激について考える  #01 常に笑顔で対応する  #02 常に敬語を使う  #03 相手と目線を合わせる  #04 相手にやさしく触れる  #05 相手をほめる  #06 こちらから謝る態度をみせる  #07 不快なことは素早く終わらせる  #08 演じる要素をもつ  #09 気持ちに余裕をもつ  #10 相手に関心を向ける  事例でみるカンフォータブル・ケア part2 アクティビティ・ケア  アクティビティ・ケアとは  狭義のアクティビティ・ケア  広義のアクティビティ・ケア  #01 食事  #02 排泄  #03 入浴  #04 移動  #05 コミュニケーション part3 身体拘束最小化  カンフォータブル・ケアと身体拘束 1  カンフォータブル・ケアと身体拘束 2 part4 家族ケア  認知症ケアに欠かせない家族ケア

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