
”結婚”をやめたパリジェンヌたち
酒巻 洋子
2019年2月14日
産業編集センター
1,320円(税込)
人文・思想・社会
独身、パックス(民事連帯契約)、事実婚、離婚。 パリジェンヌたちが"結婚"を見直し始めている。 2017年、フランスの合計特殊出生率はEUで第1位。だが、生まれた子供の約60%が婚外子である。 つまり女性たちは、産んではいるが、結婚はしていないのだ。 フランスに住み、フランス人男性とパックスを結ぶ日本人女性ライターが、 現代を生きるパリジェンヌたちのリアルな結婚観、家族観をつづったエッセイ。 “世間体は気になる。それでも自分の道を進む” パリジェンヌたちに学ぶ、多様な生き方、家族のあり方とは。 はじめに 第1章 個人主義の国に世間体はあるのか? <独身でいてはいけない理由> 個人主義な国、フランス/意見は異なるのが当たり前/余計なお節介には毅然と答える/ 独身は型破りな人物である/増え続けるヴィエイユ・フィーユ <結婚しなくてはいけない理由> 家族からのプレッシャー/結婚することは義務なのか?/家のため、金のための結婚 第2章 恋愛と結婚は両立するのか? <愛のある結婚を求めて> フランス人の結婚する理由/愛し合ってはいけない結婚/不倫は結婚からの逃避法/恋愛結婚を夢見て <結婚へのフランス的ステップ> 低下し続ける婚姻率/選べるカップルの形/結婚するタイミング 第3章 愛は永遠に続くものなのか? <結婚しても愛を求めて> フランス人の離婚する理由/結婚の大敵は不倫/不倫大国、フランス/恋愛結婚の行く末 <愛がなくなれば別れるのみ> 女性が得た離婚する権利/離婚を可能にする経済的自立/長い人生、長い結婚生活 <新しい人生の始まり> フランス人の離婚に対するイメージ/再婚するか、独身でいるか/人生何が起こるか分からない 第4章 子はかすがいなのか? <子供は離婚の妨げにならない> 離婚家庭の子供たち/親の権利、子の権利/それぞれの子育ての仕方 <パートナーへの愛と子供への愛> フランス人の家族を作る動機/子育てに励む主婦の誕生/子供から自立する母親 第5章 独りでいることは不幸なのか? <多様化する家族の形> 離婚後の家族の行方/再構築する家族/自分の家族を作らない選択 <孤独と分かち合い> 独りで暮らすということ/分かち合いの精神/個の集まりと他者との繋がり/自分の人生を生きる あとがき 参考文献
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