「学ぶ、考える、話しあう」討論型世論調査

議論の新しい仕組み

ソトコト新書

曽根 泰教 / 柳瀬 昇 / 上木原 弘修 / 島田 圭介

2013年10月1日

木楽舎

770円(税込)

人文・思想・社会 / 新書

「学ぶ、考える、話しあう」過程から市民が意見を熟成させ、より深い世論を探るための新手法として、討論型世論調査(※)が日本でも本格的に始まりました。 標準化された仕組みと運営基準のもと、国の重要政策の決定の参考ともなった、この社会実験が目指す市民同士の対話とはなにか。2012年に行われた「エネルギー・環境の選択肢に関する討論型世論調査」の討論、質疑応答の過程も収録しています。 ※討論型世論調査とは、通常の世論調査とは異なり、1回限りの表面的な意見を調べる世論調査だけではなく、討論のための資料や専門家から十分な情報提供を受け、小グループと全体会議でじっくりと討論した後に、再度、調査を行って意見や態度の変化を見るという社会実験です。1994年に英国で最初の実験が行われすでに15年以上の歴史をもち、15以上の国で、40回以上行われています。 第1章 「話しあう」世論調査(ファストオピニオンとスローオピニオン 「学ぶ、考える、話しあう」 ほか) 第2章 世論調査の仕組み(世論調査とは さまざまな民意を調べる手法、民意を届ける手法 ほか) 第3章 討論型世論調査の意義と概要(討論型世論調査の背景 討論型世論調査の構造 ほか) 第4章 討論過程の実際(討論型世論調査のドキュメント 数字で見る意見の変化) 第5章 討論型世論調査を活かすためには(マスコミの注目 討論型世論調査はオペラのようなもの ほか)

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