日本の〈メロドラマ〉映画

撮影所時代のジャンルと作品

河野真理江

2021年2月26日

森話社

4,180円(税込)

エンタメ・ゲーム

ローカル・ジャンルとしての“メロドラマ”。戦前・戦後を通じて国民的人気のあった日本映画のジャンル“メロドラマ”は、どのように成立し、どこへ行ってしまったのか。『愛染かつら』『君の名は』をはじめ、スタジオ・システムのなかで量産されていた作品を分析し、現代のフィルム・スタディーズにおける概念を参照しながら、日本的“メロドラマ”の歴史的・文化的特殊性を浮かび上がらせる。

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