【POD】【大活字本】近代作家による王朝物文学選(一)-古代〜中世の説話等を素材にした物語

響林社の大活字本シリーズ

室生犀星 / 堀辰雄

2017年1月31日

響林社

3,300円(税込)

小説・エッセイ / 人文・思想・社会

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Readeeユーザー

(無題)

-- 2020年07月26日

堀辰雄 曠野 芥川龍之介で似た物語があったからか、折口信夫の死者の書のインパクトが強すぎたせいか、同じ王朝文学でもこちらは淡い印象だけを残して読み終わってしまった。 零落したお姫様の哀しい行く末。 こういったお姫様を後世の人間は悪く描きがちであるが(芥川とか)、その時代背景や各人ののっぴきらない事情や心情などに全く忖度しない考えは、お市の方や常盤御前を後世の価値観で批判するのと同じで全くナンセンスであると思う。 堀辰雄の描き方は泡泡として、切なく物哀しい。一人の愛する男性をひたすら愛しく想い焦がれ続けた姫の哀れな末路。 女性を芥川の「六の宮の姫君」のように仏教の心などで責め立てたりしていないところがむしろゆかしく、なんとも平安っぽく感じる。

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