子どものこころの世界

あなたのための児童精神科医の臨床ノート

小倉 清

2019年8月9日

遠見書房

1,980円(税込)

美容・暮らし・健康・料理

名医で,現在は子どもの心の問題を中心にした精神科クリニックを開設し,日本で初めての母子デイケアを併設するなど,80歳をすぎた現在でも旺盛な探求心と先進性をもって第一線で活躍をしています。 この本は,そんな著者によって書かれた『こころの世界「私」はだれ?』(彩古書房)をもとに復刊にさいして多くの筆が入れられたものです。諸事情から長らく絶版になっていましたが,今もなお子どもの心の現実とその対応がよくわかる貴重な1冊として復刻をしました。 目 次 第一章 心の健康とは 不安のコントロール/怒りのコントロール/変化への対応/人に与えるということ/現実をみつめること第二章 心の病気 正常と異常/正常のなかの異常/異常は行動にあらわれる第三章 症状の成り立ち ストレスフルな現代社会/防衛機制/症状の発生 第四章 症状の意味 第五章 心の成長 〇歳児/一歳児/二、三歳児/保育園から幼稚園児へ/小学一、二年生/小学三、四年生/小学五、六年生/中学生/高校生/思春期の子と親第六章 子どもの遊びの意味 欲望の充足/征服欲/能動性への移行/現実逃避/コミュニケーションの道具/学習第七章 今日の社会 価値観の多様化/価値の基準/家庭の崩壊/社会文化的な諸要素/家族のあり方 第八章 学校教育 社会文化的な背景/偏差値/学歴偏重/教育の見なおし 第九章 子どもの成長 歴史にみる子ども/子どもの成長と自然破壊/都市生活と子どもの精神衛生/健康な子ども 第十章 乳幼児の憂うつな状態第十一章 精神科への偏見第十二章 症例 大人への不信感から暴君と化したA君/親から離れたいというB君/自殺を図ったC君/負うた子に教えられて/勉強することに対して疑問をもった中学三年生/ある暴走族兄弟/母親にべったりな息子/妄想にとりつかれたH君/二十四歳の幼児 第十三章 精神科の治療 病気とは何か/治療のあり方

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