臨床家のための実践的治療構造論

栗原 和彦

2019年10月15日

遠見書房

3,520円(税込)

人文・思想・社会

この本は、故小此木啓吾が提唱した「治療構造論」に新しいアイデアを盛り込み、時代に合わせて大転換を図った著者オリジナルな理論を、長年の臨床実践と多くの事例、文献をもとに詳解したものです。教条主義と誤解されることもある治療構造論を、もっと中立的な方法論として整理し直し、密室だけで終わることのなくなった心理支援を汎用的に支える基礎理論とする、リアルな現場感覚をもとに、第一線の臨床家による、公認心理師時代の新しい心理支援の方向性を見出す必読の1冊が生まれました。

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