希望の共産党 期待こめた提案

有田芳生、池田香代子、内田樹、木戸衛一、佐々木寛、 津田大介、中北浩爾、中沢けい、浜矩子、古谷経衡

2023年1月19日

あけび書房

1,650円(税込)

人文・思想・社会

自公長期政権に対抗する「市民と野党の共闘」の重要アクターである日本共産党に対して、希望とともに、さらなる飛躍を期待しての要望が創立100周年を経た今、ますます強まってきています。  とくに、党員が党首を投票で直接選ぶ「党首選挙」を実施することで、党内の活発な論議を国民にも可視化させて、政策・路線の意義を深め広めることを通じて、国民に開かれた民主主義的な政党としての存在価値が高まるのではないかという期待が強くあります。  もちろん、党首公選についての賛否は党内外であり、またそれにとどまらない共産党の躍進を願っての期待を込めた「注文」は多々あることでしょう。こうした多様な声を寄せていただくことで、停滞している「市民と野党の共闘」を再起動しバージョンアップへとつなげる契機となることでしょう。  本書では、共産党とともに共闘されている識者の方々として、党創立100周年を祝い、同党への期待を寄せていただきますようお願いいたします。(「まえがき」より) オルタナティブな日本政治のために(佐々木寛) 比較共産党史から見る日本共産党(内田樹) 自己改革で日本政治のゲーム・チェンジャーに(中北浩爾) ぶれずまっすぐな政治集団としてさらなる期待(浜矩子) 100年かけて作られたもの(中沢けい) 党度高めのわたし(池田香代子) 媚びない孤高の姿勢は不滅の魅力(古谷経衡) 多様な議論を受け入れ世代交代・ジェンダー平等を(津田大介) 政治と社会のボトムアップをコモニングする(木戸衛一) 『日本共産党への手紙』から32年ー希望の在り処(有田芳生)

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