ホワイト・パウダー
探偵薬剤師
Gentosha novels
米山公啓
1997年12月31日
幻冬舎
859円(税込)
小説・エッセイ / 新書
東京の臨海厚生病院で諸角製薬の重役・重光晃三が突然死を遂げた。その遺体の爪の奥深くからカフダールと呼ばれる咳止めの白い粉末が発見される。同じ頃、臨海厚生病院の美人薬剤師・水月美樹子はフノメールという下剤をカフダールに改ざんした大量の処方箋の存在に気がつく。カフダールからは簡単に覚醒剤を作ることができる。二つの事件の裏側に組織的犯罪の匂いを嗅ぎとった美樹子は、院内を調べ始めた直後、何者かに襲われる。
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