日本経済への遺言 記者が見続けた半世紀

大蔦勝威

2022年10月24日

コスモ21

1,650円(税込)

ビジネス・経済・就職

日本経済に明日はあるのか 半世紀を超えてジャーナリストとして、経済学者として、一貫して日本経済を見続けてきた著者が、厳しい現実に目をそむけることなく、明日への希望を提言! 「もはや戦後ではない」--これは1956年の「経済白書」の序文に書かれた一節といわれるが、その「白書」から5年後の61年に社会人となり、以来ジャーナリスト、経済学者として半世紀を超えて見続けてきた著者だからこそ語れる日本経済の実像が述べられている。 新聞記者時代に出会った大事件とそのウラに隠された人間模様が、「時効と勝手に決めて踏み込んだ」という著者の言葉どおり、生き生きと蘇ってくる。とりわけ、沈没の危機にあった日本を救った「賢者」のチエは、半世紀以上を経た現代にも通じるものである。 さらに著者は、「経済二流国」に落ち込んだ日本経済の現状分析を行い、目の前の惨状から抜け出す方策を探っている。 そこには、ジャーナリストとして、経済学者として、厳しい現実に目をそむけることなく、日本経済を見続ける視点が一貫しており、だからこそ、明日への希望を提言する一書となっている。 著者は日本の学校教育において経済教育が軽視されていることを案じ、経済教育にも力を注いできたが、本書がその一翼を担うことも願っている。 1章 「賢者」のチエが日本沈没を救った 2章 厳しい現実に目をそむけるな 3章 日本経済に明日はあるか 付章 けいざい余話

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