新聞連載小説の挿絵でみる近代日本の身装文化

大丸弘 / 高橋晴子

2019年12月20日

三元社

11,000円(税込)

人文・思想・社会

明治から昭和前期の日本人の身装“身体と装い”の変容を、膨大な挿絵から読み解いていく。当時、大衆に愛された新聞連載小説の挿絵には、高価な写真機の被写体にはなり得なかった「日々のすがたと暮らし」が活写されている。服装、髪型にとどまらず、人々をとりまく環境、情景、美意識など、人の「装う心」を主軸とした日常のありさまの移り変わりを、絵でみて体験できる一冊。

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