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FEATURE:揺らぐ心象の迷宮

アトリエサード

2021年9月28日

アトリエサード

1,320円(税込)

ホビー・スポーツ・美術

心象の迷宮をさまようかのような、闇の幻惑を漂わせた作品たち。 ◎FEATURE: 宮本香那(絵画)、ÔБ(絵画)、川上勉(乾漆像)、高松潤一郎(絵画)、田中流(人形写真/ En・千代田梓ほか)、大山菜々子(絵画)、塩野ひとみ(絵画) ◎PICK UP: かつまたひでゆき(絵画)、Ma marumaru(絵画)、山村俊雄(絵画) ◎REPORT: シン・ニッポン風土記(北沢努・関野栄美・戸田和子・木村龍・小峰恵子・マンタム) ◎TOPICS: 縄文族 JOMON TRIBE(大島托×ケロッピー前田) 各作家、たっぷりページを使い、大きな図版で紹介しています! ■目次 === ▼FEATURE:揺らぐ心象の迷宮 ◎宮本香那《絵画》  〜決して届かない思いを届けようとする、少女の屈折した心情〜  ★パステル調の色彩で、一方的で一途な思いの毒々しさを描く ◎ÔБ《絵画》  〜だれしもが、皮膚の下には、傷や痣だらけの心を持っている〜  ★作品は、鑑賞者の弱さや本性を映す鏡でありたい  /文・志賀信夫 ◎川上勉《乾漆像》  〜「死」の世界にあって、少女は軽やかに重力から解き放たれる〜  ★乾漆で巧みに表現された、少女の「死」と次なる「生」 ◎高松潤一郎《絵画》  〜虚空を思わせる黒い漆の上に、少量の絵の具をつけた細い貂の筆で描く〜  ★人類に共通する無意識という宇宙を探求し、生み出された幻想絵画  /文・志賀信夫 ◎田中流《人形写真》  〜写真による、さまざまにうつろう人形の表情のコレクション〜  ★人形の表情は、観る者の心象を映し出す ◎大山菜々子《絵画》  〜少年の、別れを宿命付けられた「曖昧な美しさ」〜  ★少年が青年に変わる瞬間のうつろいを、絵に描きとめる ◎塩野ひとみ《絵画》  〜少女を孤独にさせてくれる闇という心の迷宮〜  ★暗闇の中に閉じこもり、安息の時を過ごす少女 ▼PICK UP ARTISTS ◎かつまたひでゆき《絵画》  〜絵画の技術の修得は行き当たりばったり。だからこそ、この“歪んだ技術”が身についた〜  ★燃え上がる情熱と不屈の精神を賭けて“絵描き”になった  /文・志賀信夫 ◎Ma marumaru《絵画》  〜描かれる男女は淫らでありながら、俗な性的関係に陥らない  ★肉感的な裸体を晒しながら繰り広げられる、欲望にまみれた饗宴 ◎山村俊雄《絵画》  ★空青く緑鮮やかな富山の山中から、新たな狼煙をあげる ▼REPORT ◎「シン・ニッポン風土記〜原始的創造の深淵」  北沢努・関野栄美・戸田和子・木村龍・小峰恵子・マンタム  〜いにしえを崇敬し、原初の力を形にする〜  ★過去を照射することで生まれる、異化された身体性 ▼TOPICS ◎「縄文族 JOMON TRIBE」  大島托×ケロッピー前田  〜縄文の文様を身体に彫り、日本のはじまりを発見する〜  ★縄文人が施していたであろうタトゥーを現代に復興するプロジェクト 表紙及び目次背景/宮本香那 《好きと嫌いを行ったり来たり》 執筆者名を省略した記事/文・沙月樹京

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