これでわかるPowerPoint　2010

市の生涯学習講座に通っているんですが、一年間の研究成果をPowerPoint で発表することになりました。大体が生涯学習講座に通っている人間なんて年寄りばっかりですよ。PowerPointなんて使えるわけがありません。しょうがないので私が挑戦することになりました。今年になってからヘルプと首っ引きで取り組み始めましたが、アニメーション機能が今ひとつわかりませんでした。本屋で立ち読みしても良かったんですが、図書館から本書を借りました。で結局全部読むことになってしまいました。マー読んでよかったと思いますよ。大体が使ったことのないアプリをマニュアルなしでプレゼンを作ろうとする方が無謀なのかもしれません。ま、動画もグラフもアニメーションも使えてるんだから、初めてにしては上出来じゃないのかな。 PowerPoint 2010は、最大の特徴としてスライドに配置する文字やオブジェクトに対して書式やデザインを適用するための豊富なサンプルデザインが挙げられるそうです。これらのサンプルを使用すればデザインを勉強したことがない人も短時間で本格的なプレゼンテーションを作成できることになっています。この辺は、Wordの延長線で理解できるとして、さらにビデオや図形の編集、ファイルの共有、画面切り替え、およびアニメーション機能などがより高機能に発展しているそうです。また、プレゼンテーションをシナリオ通りに進めるための支援機能、多様なメディアおよびファイル形式への変換機能も備わっています。そうは言ってもやはり面倒だったのは、ファイル形式ですね。基本的なことなんでしょうが、画像関係は全てビットマップに書き出さなくてはならないし、動画も最も軽い形式を選ばなくてはならないし、こんなの当たり前なんでしょうが、初めてトライする身としてはちょいと面倒でした。ドローとペイント系さらには動画編集のアプリをフリーソフトで間に合わせようてんですから、これらも初体験で、数日間の独学の結果としては褒めてあげられるのではないでしょうか。これらはMacでのIllustrator、Photoshopの使用経験が役にたっています。 なお本書は第1部ではPowerPointの概要として、PowerPointでできること、およびWindows機能と併せてできることなどを中心に説明します。第2部では、PowerPointを利用してスライドを1から作成していく流れを、基本操作を中心に説明します。第3部では、基本操作以外でよく利用される便利な機能を選択して解説します。結局一番役にたったのは第1部でした。