100歳の美しい脳

アルツハイマー病解明に手をさしのべた修道女たち

デヴィッド・スノウドン / 藤井 留美

2004年6月30日

ディーエイチシー

1,760円(税込)

美容・暮らし・健康・料理

678人の修道女の人生と脳を対象に、老化を多角的に研究するー。1986年にはじまり現在も進行中の「ナン・スタディ」はアルツハイマー病研究に多くの成果をもたらした。若年期のすごし方が老年期にどう影響するのか、アルツハイマー病の発病と発症の不一致の原因、さまざまな老化を防止する要素。このかつてない研究に、修道女たちは喜んで協力と献脳を申しでた。献身的で温かな“ファミリー”とともにすごす修道女の充実した日常が、単なる長生きではない「高齢という生き方」を問いなおす。最後まで充実したよりよい人生を歩むための、示唆にとんだ報告。

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Readeeユーザー

アルツハイマー型認知症を止める方法⁈

starstarstarstarstar 5.0

認知症の原因の過半数であるアルツハイマー病について行われた研究。 認知症が発生しずらい傾向の人は、 感情豊かである。 ポジティブな言葉を使う。 高学歴である。 人の為になる役割を持っている。 積極的に動いている。 等あるらしい。 研究対象となった修道女の方達であっても、役目を果たそうとする方もいれば、早い時期に発症し介護を受ける方もいる。 PPK(ピンピンコロリ)という言葉があるが、 身体や精神に問題が無いから動ける…ではなくて、 動いているからPPKでいられ、発症しないのではないか。 人生の最期まで働く、人の為になるということは、 とても幸せな生き方なんだろうなと改めて思わされた。

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