出会いの風景

世界の中の日本文化

服部英二

1999年9月30日

麗澤大学出版会

1,540円(税込)

小説・エッセイ

日本という国が世界の中にあり、日本人は人類の一員である、ということ、この何でもないことが、この国では「日本」と「世界」、「内」と「外」を区別する根深い意識と論調によって損なわれています。その限りこの国は孤独です。しかし、文化の多様性こそ人類の宝であり、その生存の必要条件なのだ、と気が付かねばなりません。そしてすべての文化は表面的には相い容れないほどの違差を感じさせても、人間の文化としてその根底では一つに結びついている、すなわち「通底」していることにー。このことに気が付いた時、はじめて、日本の文化は人類の未来に向けてのメッセージを発信できるものとなるでしょう。

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