
後遺障害の認定と異議申立
むち打ち損傷事案を中心として
加藤久道
2018年1月27日
保険毎日新聞社
3,850円(税込)
ビジネス・経済・就職
交通事故における後遺障害について第1章で基本的知識を整理し、第2章では、後遺障害認定件数の多数を占める「むち打ち損傷」(いわゆる12級・14級神経症状)事案11例を具体例として挙げ、その自賠責保険の後遺障害等級認定の可否や差異を検討し、さらに第3章では、参考となる異議申立のオリジナルモデル6案を作成・提示している。 事故解析専門家や弁護士の見解を参考にするとともに、医学的見解にかかる事項については、整形外科学を専門とする慶應義塾大学医学部教授松本守雄氏の監修を受け、多角的にむち打ち損傷による後遺障害認定の実情を分析・解説している。 著者は、長年交通事故の保険相談業務に携わってきた専門家で、執筆を通し著者が目指したものは、事故相談担当者にとっての「実用に役立つ参考書」である。 第1章 基礎知識 第2章 判例紹介 1 被追突、14級主張:器質的損傷なし、反射等正常、後遺障害否認 2 自動二輪車が追突、9級主張:自覚症状と医学的所見の乖離、後遺障害否認 3 頸髄損傷の疑い等で7級の主張:労災保険10級認定、後遺障害否認 4 右肩関節の可動域制限で12級主張:可動域制限否認、神経症状14級認定 5 頭部瘢痕醜状障害、神経症状残存、12級主張:醜状は慰謝料で考慮し神経症状14級認定 6 神経症状14級自賠責認定済:事故2か月後にゴルフプレイ、後遺障害否認 7 症状の増悪、新たな症状の発現、14級主張:14級認定 8 頸髄損傷で12級の主張:頸髄損傷否認、神経症状残存として14級認定 9 膝部損傷等で併合12級の主張:頸部と腰部の神経症状残存として併合14級認定 10 被追突、12級主張:他覚所見を認め12級認定 Ⅺ タナ(膝部)障害、12級請求:他覚所見を認め12級認定 第3章 異議申立 後遺障害の異議申立6事例
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