たまゆらの海
火縄銃悲歌
徳永健生
1991年4月30日
光芒社
1,708円(税込)
小説・エッセイ / 人文・思想・社会
鉄砲が時代を変えた。だが、華やかな歴史のかげに鉄匠八坂金兵衛と娘の哀しい運命があった。鉄砲伝来の代償としてつれていかれる娘若狭。種子島に鉄砲が伝わって450年、西洋文明の受容と新たな想像のドラマのなかで、白い波涛のなかへ消えていった人々の姿をここに再現する。
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