なりきり映画考

日本映画人ダイアリー

矢野 寛治

2008年11月4日

書肆侃侃房

1,980円(税込)

エンタメ・ゲーム

西日本新聞で好評連載だった映画コラムが一冊に。第1部「なりきり映画考」では、日本映画の魅力を成りきって紹介。第2部「日本映画人ダイアリー」では、映画人(俳優、監督、脚本家、音楽家)366人のプロフィールと魅力を似顔絵付きで紹介。もっと日本映画がおもしろくなる。 映画は作り事というけれど、映画に救われることがある。 映画で生きていく勇気をもらうことがある。 詐欺師にも、ヤクザにも、成り下がることができる。 落ちて堕ちて行く女にも、北へ南へさすらう、 渡り鳥にも成ることが出来る。 映画は監督の罠である。誘い込むのは役者達である。 憑依されるのは観ている我々である。 憑依し成りきれた映画は、すべて名画である。 (映画キッド 矢野寛治) 【読書推薦者】 松坂慶子(女優)、吉村実子(女優)、原 寮(作家)、長谷川法世(漫画家・作家)、佐藤洋二郎(作家)、深町幸男(テレビ演出・映画監督)、柳瀬 観(映画監督) なりきり映画考(人生を決めた立志の映画 森繁の社長シリーズ 縛る女…あきらめる男… 死の棘 魅力は市川雷蔵の重低音 眠狂四郎シリーズ 達、出目徳の生き方に憧れた 麻雀放浪記 ほか) 日本映画人ダイアリー(役所広司 津川雅彦 岩下志麻 テレサ野田 ほか)

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