日本人の住まいと住まい方

放送大学叢書

平井聖

2013年3月31日

左右社

1,980円(税込)

人文・思想・社会 / 科学・技術

『吾輩は猫である』を読むと、くしゃみ先生の家の生活の様子がよくわかる。小説の中で、くしゃみ先生は、奥の二部屋を寝室にあてている。夫婦と生まれて間もない赤ん坊が南の部屋に、子供たちが北の部屋にと、夫婦と子供たちが分離して寝ていることが読みとれる。当時の寝方としては画期的なことで、漱石が進歩的な生活感をもっていたことがわかる。図版でみる生活空間の建築史。

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