7つの習慣
成功には原則があった!
スティーヴン・R.コヴィー / ジェームス・スキナー
1996年12月31日
FCE(キングベアー出版)
2,136円(税込)
ビジネス・経済・就職 / 人文・思想・社会 / 美容・暮らし・健康・料理
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人生における大事な一冊
starstarstarstarstar 5.0 2018年11月02日
こないだ本を買ってちまちまと読んで、ようやく今日読み終わりました📖とっても影響を受けたのでおススメ。読んだことある人も多いかもだけど。
特に心に残ったところが【主体性を発揮する】の章。
「自分の身に何が起こるかではなく、それにどう反応するかが重要なのだ。」
「自分の悩みを他人の行動、条件づけ、あるいは周りの状況のせいにするのはとても簡単である。しかし、私たちは自分の行動の責任をとることができる。私たちには、反応を選択する能力(responsibility)がある。自分の人生をコントロールし、自分のあり方や人格そのものに集中することにより、自分の周りの状況に大きく作用を及ぼすことができるのだ。」
という言葉がありました。
一見綺麗事のようだけど本当にそうだなと。特に私は人とコミュニケーションを取るときに人の言葉に影響されやすくて。ささいな定義付けの一言をずっと心の中に持ってたりします。
例えばだけど中学生の時に言われた「黒が似合わない」をずっと真に受けてて、未だに私は黒が似合わないと思ってなかなか黒い服が買えなかったり。
色が似合わない程度なら良いんだけど、他者から定義されると段々その通りの人間になっちゃうっていうのは誰しも感じたことあることだと思うのです。定義付けって本当に恐ろしくて。
例えば「頭が良くない」とか、短所を指摘し続けられると、いくら自分にほかの長所があっても「でも私は頭が良くないし」と短所にばかり目がいくようになる。
仮に相対的に見て頭が良くても、頭が良くない人として振舞っていくうちにどんどん周りからもそうゆう扱いを受けるようになって、その負のスパイラルにはまったり。
でも誰になんと言われようと、その言葉にどう反応するかは自分で選べるのです。ましてや今私はだれの管理下にもいない自立した大人。アラサーともなると、皆いろんな言葉に打ちのめされたり傷つけられたりしてきたと思うけど、どの言葉を真剣に受け止めて、どの言葉を参考にして、どの言葉を聞き流すかは私が自由に決められるんです。心無い一言にいちいち心揺さぶられる必要はない。自分がどんな人間でありたいかの方がずーっと大事だとこの本は語っています。
今まで長いこと、私はいろんな外的要素から作り上げられた理想の女性像や理想の部下像、理想の娘像や理想の友達像、理想の彼女像などなど、沢山の理想の姿といつまでたってもそこに近づけない自分の格差に苦しめられていた気がします。そして改めて気付いたのが、本当は自分がどんな人間になりたいか、ちゃんと考えた事がなかったということ。
この本を勧めてくれた人と話していた時に、「あなたの行動の動機は全て欠損心から来ている気がする」と言われました。ほんとその通り。わたしにはこれが足りない、あれが足りない、この気持ちがずーっと心を占めていました。良く言えば向上心だけど、欠損に目を当て続けるのは苦しいことです。なぜなら絶対に、全ての人からオール100点をもらうことはできないから。
他人から見て100点であることよりも、自分の目指す姿に100点である方が、人生ずっと豊かだと気付きました。
遅いスタートになっちゃったけど、まずはゆっくり自分がどんな自分になりたいかを考えて、それに近づけるよう努力していきたいと思いました。
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