
井田真木子 著作撰集 第2集
02
井田真木子
2015年3月14日
里山社
3,300円(税込)
人文・思想・社会
第1弾が各方面より大反響を呼び、満を持して発売決定! 作家、井田真木子の作家としての個性が際立つ第2弾。 【私は『目』でしかない】--井田真木子(本書所収インタビューより) 「井田さんの尋常でなく強い視線を必要としている人は、今もなお存在し続けているのではないか」--酒井順子(エッセイスト) ■『小蓮の恋人』(92年 文藝春秋刊 講談社ノンフィクション賞受賞作品) 最高傑作という呼び声も高い作品。「恋愛」という小さな窓口から入り、中国残留孤児2世の置かれた現状を軸に、日中の戦後史が現代に落としている陰が見えてくる。 ■『十四歳 見失う親 消える子供たち』(98年 講談社刊) 援助交際という問題を、「子供版の遅れてきたバブル」と捉え、日本の戦後の躓きと、90年代の中高生の間に漂う終末的空気が結びついていく。団塊ジュニアの青春のダークサイドをあぶり出す傑作。 ■『詩集 街』(77年 無限刊) 21歳の井田真木子2作目の詩集。抄録。寄稿に田村隆一氏、会田綱雄氏。 ■インタビュー「私は目」(リトルモア)/「世の中のキーワード崩すのがが私の仕事」(「ノンフィクションを書く!」) 井田真木子の特異な執筆スタイル、取材方法を語った貴重なインタビュー2本。 井田真木子はいかにしてノンフィクション作家となったのか。また、どのように被写体の心の声を引き出したのか。作家としての井田真木子の魅力と個性が鮮明になるインタビュー。 ■座談会「職業としてのノンフィクションライター」(「海燕」) (井田真木子+野村進+武田徹+岩上安身) 井田真木子がノンフィクション論を展開する座談会。ノンフィクション界の中でも特異な存在感が露わになる。 ■エッセイ「平野啓一郎という人」ほか、本にまつわるエッセイ11篇 井田真木子の読書歴、本との付き合い方を綴るエッセイ 長編「小蓮の恋人』『十四歳』、詩集『街』、エッセイ11本、インタビュー、座談会など。別刷解説:酒井順子、元担当編集者対談。
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