王朝日記の魅力

島内 景二

2021年9月16日

花鳥社

2,640円(税込)

人文・思想・社会

古典が現代人の日常を問い直している。 「それぞれの日記は、独自の個性を持っている。また、「人生」を見つめる視点に、異なる流儀を貫いている。その素晴らしき多様性に、日々、圧倒される思いだった」--「はじめに」より NHKラジオ講座「古典講読」で話題の著者が、『新訳更級日記』『新訳和泉式部日記』『新訳蜻蛉日記 上巻』で尽くしきれなかった、王朝日記の魅力を存分に描き出す。 いまを生き抜くヒントに満ちた王朝日記の世界へようこそ! 本書は『新訳更級日記』『新訳和泉式部日記』『新訳蜻蛉日記 上巻』の姉妹版です。 NHKラジオ放送と連動して、それぞれの全文を現代語訳しましたが、放送では話したものの既刊3冊には含まれていない台本を基にして書き下ろしました。 内容はまったく重複していません。 『蜻蛉日記 中巻』のエッセンス、『更級日記』の作者が書いたとされる複数の物語の鑑賞、和泉式部が残した和歌の鑑賞、にて構成。 【好評既刊】 新訳更級日記(定価1,980円、2020年3月刊) 新訳和泉式部日記(定価1,870円、2020年10月刊) 新訳蜻蛉日記 上巻(定価1,980円、2021年5月刊) はじめに I『蜻蛉日記』中巻の魅力 1 安和の変、起きる 2 道綱、賭弓で大活躍する 3 唐崎祓い 4 道綱、鷹を空に放つ 5 石山詣で・その一 6 石山詣で・その二 7 新しいライバル「近江」 8 鳴滝に籠もる・その一 9 鳴滝に籠もる・その二 10 初瀬詣で、再び 11 床離れ、下巻のあらまし 12 『蜻蛉日記』と近代小説 II『更級日記』の魅力 1 『源氏物語』から『更級日記』へ 2 『夜の寝覚』への誘い 3 『浜松中納言物語』と『源氏物語』 4 『更級日記』と近現代文学 III『和泉式部日記』の魅力 1 和泉式部の人生と文学 2 和泉式部の和歌 3 和泉式部と紫式部 4 『和泉式部日記』と現代 おわりに

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