〔電子〕梶井基次郎全集 47作品合本版

梶井基次郎

2015年9月1日

ドリームブックス

200円(税込)

小説・エッセイ / 人文・思想・社会 / エンターテインメント

・『檸檬』『櫻の樹の下には』などの代表作を含む梶井基次郎の47作品を一冊に収録。 ・読みやすさを重視し、各作品、章へのリンク付の目次を採用。 収録内容 愛撫 「青空語」に寄せて(昭和二年一月號) 青空同人印象記(大正十五年六月號) 『青空』のことなど 淺見淵君に就いて 『亞』の回想 ある崖上の感情 ある心の風景 海 断片 温泉 筧の話 過古 川端康成第四短篇集「心中」を主題とせるヴァリエイシヨン 器楽的幻覚 奎吉 Kの昇天 講演會 其他(大正十五年二月號) 交尾 桜の樹の下には (新字新仮名) 桜の樹の下には(新字旧仮名) 詩集『戰爭』 詩二つ 城のある町にて 「親近」と「拒絶」 『新潮』十月新人號小説評 雪後 『戰旗』『文藝戰線』七月號創作評 蒼穹 太郎と街 小さき良心 泥濘 橡の花 のんきな患者 不幸 冬の蠅 冬の日 編輯後記(昭和二年一月號) 編輯後記(大正十五年九月號) 編輯後記(大正十五年三月號) 編輯後記(大正十五年四月號) 矛盾の樣な眞實 闇の絵巻 闇の書 闇への書 檸檬(旧字旧仮名) 檸檬(新字新仮名) 路上 著者について 梶井 基次郎(かじい もとじろう、1901年(明治34年)2月17日 - 1932年(昭和7年)3月24日)は、日本の小説家。感覚的なものと知的なものが融合した簡潔な描写と詩情豊かな澄明な文体で、20篇余りの小品を残す。文壇に認められてまもなく、31歳の若さで肺結核で没した。死後次第に評価が高まり、今日では近代日本文学の古典のような位置を占めている。その作品群は心境小説に近く、自らの身辺を題材にしている事も多いが、日本的自然主義や私小説の影響を受けながらも、感覚的詩人的な側面の強い独自の作品を創り出した。 梶井基次郎は当時のごくふつうの文学青年の例に漏れず、森鴎外や、志賀直哉などの白樺派、大正期デカダンス、西欧の新しい芸術などの影響を強く受けていると見られ、表立っては新しさを誇示するものではなかったが、それにもかかわらず、梶井の残した短編群は珠玉の名品と称され、世代や個性の違う多くの作家たち(井伏鱒二、埴谷雄高、吉行淳之介、伊藤整、武田泰淳、吉田健一、三島由紀夫、中村真一郎、福永武彦、安岡章太郎、小島信夫、庄野潤三、開高健など)から、その魅力を語られ賞讃されている。 関連:鴨川ホルモー 『ホルモー六景』の「第三景・もっちゃん」は、梶井をモデルに描かれている。

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