〔電子〕湾岸産油国 レンティア国家のゆくえ

湾岸産油国 レンティア国家のゆくえ

松尾昌樹

2016年2月26日

講談社

1,485円(税込)

人文・思想・社会 / ノンフィクション

クウェイト、カタル、バハレーン、UAE、オマーン。湾岸産油国は、驚くべき特徴に満ちている。莫大な石油収入によって、所得税はなし、教育費は無料。1人あたりのGDPが日本の2倍の国もある。一方で、「経済発展が民主化を促進する」という定説はあてはまらず、君主制が維持されたままだ。2009年のドバイ・ショックで、世界経済における影響の大きさを知らしめた「石油王が統治する金満国家」を詳細に分析する。

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