〔電子〕とある飛空士への夜想曲 下
飛空士
犬村小六
2012年12月21日
小学館
726円(税込)
小説・エッセイ / ライトノベル
海猫と魔犬、空の王となるのは果たして!? 世界初の空母同士の決戦となった、帝政天ツ上(あまつかみ)と神聖レヴァーム皇国の「ヴィクトリア海海戦」。天ツ上の圧勝に終わったこの戦いを終えてもなお、千々石武夫(ちぢわ・たけお)の胸の靄は晴れなかった。「出てこい、海猫」蓄音機から流れる水守美空の歌声さえも、好敵手とのシミュレーションのBGMとなる。 しかし、新しい海軍司令官・猛将バルドーのもと、着々と戦力を増していたレヴァーム軍は、「エスト・ミランダ沖海戦」にてその真価を発揮させた。次々に墜とされてゆく味方機に復讐を誓い、敵機を探す千々石。そのときーー。ぞくり。千々石の全身が総毛立つ。華麗な邀撃を続けるアイレス4の、やや未熟に思える宙返り。この軌道は……イスマエルターンーー!? ついに両雄、相まみえる!! 『新世紀エンタメ白書2009』ブックランキング1位、2008年Amazonエディターランキング1位、2008年Amazon売り上げランキング6位、2009大学読書人大賞2位など、すばらしい評価を受け続け、単行本化もされた『とある飛空士への追憶』。その舞台となった中央海戦争の顛末を描く、新たなる恋と空戦の物語。「夜想曲」完結!! ※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
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