〔電子〕神々の乱心 下

神々の乱心

松本清張

2018年2月23日

文藝春秋

682円(税込)

小説・エッセイ / ミステリー・サスペンス

昭和八年、「月辰会研究所」から出てきた女官が自殺した。特高係長は謎を追うがーー。 満洲と日本を舞台に描いた未完の大作千七百枚 2018年3月、NHK『100分de名著』でも取り上げられる、松本清張渾身の遺作! 昭和八年の暮れ、渡良瀬遊水池から他殺体があがった。 そして、もう一体。 連続殺人事件と新興宗教「月辰会研究所」との関わりを追う特高係長・吉屋謙介と、 信徒の高級女官を姉に持つ萩園泰之。 「『く』の字文様の半月形の鏡」とは何か? 背後に蠢く「大連阿片事件」関係者たちの思惑は? 物語は大正時代の満州へと遡る。未完の大作!

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