〔電子〕日本語表現力が高まる「漢詩」の名句

漢詩表現研究会

2010年12月21日

主婦の友社

1,320円(税込)

人文・思想・社会

「歓楽極まりて哀情多し、少壮幾時ぞ老いをいかんせん」は、漢武帝の『秋風辞』。楽しみの陰に忍び寄る悲しみを詠んだ名句ですが、「…極まりて」という表現を使うと「貧窮極まりて愛情深し」などのきりりとした日本語表現ができます。杜甫の名句「明年この会誰か健やかなるを知らん」。来年の会合の出席者に思いを馳せて人生のはかなさを表わしたものですが、「…なるを知らん」は「明日この業界、誰か安泰なるを知らん」という日本語表現を産み出します。漢詩は日本人の教養の根幹であるばかりか、豊かな日本語の源でもあります。本書は、有名な漢詩名句を味わいながら、日本語表現へのヒントを紹介。みなさんはどんな表現に応用しますか。

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