〔電子〕怖いクラシック

NHK出版新書

中川右介

2016年2月28日

NHK出版

847円(税込)

エンターテインメント

もう「癒し」にはこりごりだ!まったく新しいクラシック音楽入門 クラシック音楽は、日本ではいつからか「癒しの音楽」と喧伝されるようになった。だが、本質はその対極にある。死、神、孤独、戦争、国家権力ーー。こうした「恐怖」こそが、偉大な音楽家たちを駆り立ててきたのだ。モーツァルトからショスタコーヴィチまで、「恐怖」をキーワードに辿る、異色の西洋音楽史。 第一の恐怖 父ーーモーツァルトによる「心地よくない音楽」の誕生 第二の恐怖 自然ーーベートーヴェンによる「風景の発見」 第三の恐怖 狂気ーーベルリオーズが挑んだ「内面の音楽化」 第四の恐怖 死ーーショパンが確立した「死のイメージ」 第五の恐怖 神ーーヴェルディが完成した「宗教のコンテンツ化」 第六の恐怖 孤独ーーラフマニノフとマーラーの「抽象的な恐怖」 第七の恐怖 戦争ーーヴォーン=ウィリアムズの「象徴の音楽」 第八の恐怖 国家権力ーーショスタコーヴィチの「隠喩としての音楽」

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