〔電子〕人づきあいがラクになる「心理学の教え」

井上和子

2014年9月30日

日経BP社

1,430円(税込)

ビジネス・経済・就職

私たちが感じるストレスやいやな気分の大半は、人間関係から生じています。本書で紹介する「心理学の教え」を少しずつ生活に取り入れることで、あなたの仕事もプライベートも、劇的に充実していきます。コミュニケーションは「技術」で変わります。裏付けのある心理学的な方法を学び、実践すれば、人間関係はどんどんしなやかになっていくのですが、残念ながら、学校でも家庭でもその「技術」をきちんと教えてくれません。その結果、手探りで、試行錯誤を重ねがら、自己流のコミュニケーション法を身に付けていきますが、いかんせん自己流ですので、ちょっとした出来事があっただけで、すぐ壁に突き当たってしまいます。本書は、どのようにしたら人間関係をうまく形成していけるのかを、身近な事例を用いて、やさしく、丁寧に解説していきます。人は一人ひとり個性豊かであり、その人が内側で感じることと、他者がその人を外から見て感じることとはあまりに違っていて、そのせいでわかり合えないことが多いものです。本書では、人間関係にまつわる24のお話を、3つのパートに分けて解説していきます。●パート1 人間関係がラクになる「心理学の教え」信頼のコミュニケーションを作るための10のお話●パート2 子育てがラクになる「心理学の教え」信頼関係で子どもを伸ばすための8つのお話●パート3 強い心をはぐくむ「心理学の教え」自分を受け入れ、信頼するための6つのお話パート1では、快適な人間関係を実現するための具体的なやり方を取り上げます。これは、人と人を信頼でつなぐための対人関係技術。家族や職場の中といったさまざまな状況の中で、主張すべきことはきちんと主張しながらも、信頼関係を保ち、強めていく方法が必要なのです。信頼感を最も必要とするのが、パート2で取り上げる親子の関係。子どもと信頼で結ばれることで、子どもの「やる気」が引き出されるのです。そんな関係を築いていく方法を学びましょう。これは親子以外の人間関係においても、十分に役立つ内容です。そして、人と信頼関係を築く方法は、そのまま「自分を信頼する」心のあり方へとつながっていきます。これがパート3のテーマです。自分を受け入れ、信頼することで、ストレスに強く、失敗してもめげにくい心になっていくのです。ページを読み進めるうちに、あなたは自然に、さまざまな角度から、「信頼」について理解を深めることになるでしょう。そうやって人を信頼し、人から信頼され、自分を信頼する心を身につけていくことで、自分と周囲がともに快適に生きられるようになる。それが、本書の狙いです。

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