〔電子〕半妖の子

〈妖怪の子預かります〉

廣嶋玲子

2017年6月13日

東京創元社

662円(税込)

小説・エッセイ

人でも妖怪でも想いは必ず通じるんだね 大人気のお江戸妖怪ファンタジー第4弾 しとしとと雨降る梅雨の夜、太鼓長屋で養い親の千弥と暮らす弥助のもとに、一人の客が訪ねてきた。化けいたちの宗鉄と名乗る男は、妖怪の子預かり屋の弥助に、八歳になる娘を預けたいという。山奥で、他人と接することなく暮らしていたのだが、母親が亡くなり男手ひとつではどうにもならなくなったのだ。女の子の名はみお。母親が亡くなる少し前から、父に対して心を閉ざしていた。白いお面をつけ、ひたすら周囲を拒絶するみお。だが、弥助のもとに預けられる子妖怪達と接するうちに、みおに変化が……。

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