〔電子〕猫の姫、狩りをする

〈妖怪の子預かります〉

廣嶋玲子

2018年7月12日

東京創元社

693円(税込)

小説・エッセイ

姥猫、根付け猫、守り猫、猫の事件がいっぱい! 猫絡みの事件に、猫の姫が挑む お江戸妖怪ファンタジイ第6弾 我ら猫のあやかしの、人のそばにいたがるものの多いことよ。人とはそれほどに良いものであろうか。ならば試してみようではないか。そう言って王蜜の君がやってきたのは、なんと太鼓長屋の弥助のところ。気まぐれな妖猫族の姫の居候に、弥助べったりの千弥がいい顔をするはずはなく、小妖の玉雪に至っては、弥助の家に近づけなくなる始末。そんななか、弥助の周辺で猫絡みの事件が頻発、おまけに子猫を狙う不気味な女が出現するに至って、猫の守り手たる王蜜の君は放っておけず、事件の裏を探り始める。猫だらけのお江戸妖怪ファンタジー第6弾。

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