〔電子〕モンテ・クリスト伯(2)

モンテ・クリスト伯

アレクサンドル・デュマ

2015年4月17日

グーテンベルク21

770円(税込)

小説・エッセイ

神父の話は嘘ではなかった。ダンテスはスパダの秘宝を手にいれる。次に取りかかるべきは、自分をおとしいれた陰謀の全容を知ることだ。彼は司祭に化けて、昔の隣人の元仕立屋で今は落ちぶれた宿屋を営むカドルッスのもとを訪れる。そしてもとマルセーユの検事代理、今はパリの検事総長ヴィルフォールこそが保身から手紙を抹殺し、同時にダンテスを獄中に幽閉した張本人であることを知る。いっぽう、同じく陰謀の首謀者ダングラールはスペインで一財産こしらえ銀行家の娘と結婚、今は男爵となってパリに住んでいた。さらにメルセデスの従兄でカタロニアの貧しい漁師フェルナンはメルセデスと結婚。王党派の軍人として手柄を立てて今はモルセール伯爵だ。ダンテスは「船乗りシンドバッド」と名乗ってまずモレル商会の窮状を救ったあと、復讐の誓いを新たにする。

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