〔電子〕「反グローバリズム」の逆襲が始まった

「反グローバリズム」の逆襲が始まった

馬渕睦夫

2018年6月29日

悟空出版

1,210円(税込)

語学・学習参考書・資格 / 人文・思想・社会

今、世界規模で「グローバリズム勢力の衰退」と「ナショナリズム勢力の覚醒」という現象が起きている。その大きなきっかけは、2016年のイギリスのEUからの離脱決定と、アメリカにおけるトランプ大統領の誕生だった。イギリスはEUメンバーとしての経済的利益より主権国家としての国民の利益を選択した。またアメリカのトランプ大統領は、国際社会の基本単位が主権国家であるという信念を明らかにして、「アメリカ・ファースト」を宣言した。いずれも国民の支持を受けてのことであり、ここにナショナリズム勢力のグローバル勢力に対する反撃が始まったのだ。 そもそもグローバリズム、つまり国境をなくして世界を一つに統一することを目指すという思想は1917年のロシア革命まで遡る。そして東西冷戦終了後、欧米の国際金融資本家たちは「偽りの歴史観」(フェイク・ヒストリー)を広め、戦争や紛争を引き起こしてまで、世界のグローバル化を押し進めてきた。それは言うまでもなく、世界支配を目指すための策謀だった。だがここにきて、世界はグローバリズムの欺瞞に気づき始めている。拡大する一方の貧富の差、そして各国の伝統や文化が破壊される中、グローバリズムに対する民衆(ピープル)の反乱が起きているのだ。本書は、そのグローバリズムがいかにして誕生し、世界を破壊していったかを白日の下に晒しつつ、今後、日本が進むべき道を指し示す。

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