鉄道ジャーナル 2015年 12月号 [雑誌]

2015年10月21日

成美堂出版

1,018円(税込)

趣味

特集:最終段階の国鉄型車両 ○ 381の勇姿を刻む ○ 三つの「鉄道博物館」それぞれの楽しみ方 ○ 特急「やくも」と伯備線ローカル ○ 鉄道趣味的に見た 通勤電車のトレンド ■ 183系に代わって関西地区で活躍してきた381系電車が10月30日を最後に引退、これによって定期列車としては国鉄特急色をまとった列車が姿を消すことになります。 クリーム色と赤の塗り分けは、先に全廃となったブルートレインとともに昭和30年代から続いた国鉄車両の象徴でもあったわけですが、見慣れた国鉄型車両も終焉間近と言えそうです。 ■ 蒸気機関車をはじめ、鉄道創業期から日本の近代化を牽引し戦後の成長を支えてきた車両群の代表的なものは、大宮の鉄道博物館、名古屋のリニア・鉄道館で保存、展示されていますが、来春には京都にも梅小路蒸気機関車館を引き継ぐ形で京都鉄道博物館がオープンします。 「鉄道博物館」は車両や資料など歴史を語るものを残すだけでなく、現代から未来へ向けて鉄道の果たす役割とその技術や安全への取り組みを紹介し、鉄道への理解を深める意義を持つことが大きな特徴でもあります。 これら三つの鉄道博物館を概観すると、それぞれに違ったアプローチで鉄道に親しめるようにさまざまな工夫を取り入れていることがうかがえます。 歴代の車両とともに、それぞれの見どころと取り組みをレポートしました。 ■ 国鉄型車両の人気は次第に消えてゆく希少性もありますが、その実用重視の形態とかつての活躍を偲ばせる風格が後押ししているという見方もあります。堅牢で汎用性があることも長持ちの理由でしょう。 今も現役の車両群のいくつかを取り上げ、その魅力をお伝えしていきます。 ■ 表紙写真は、最後の力走を続ける国鉄特急色の381系電車です。

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