婦人画報 2015年 11月号 [雑誌]

2015年10月1日

講談社

1,222円(税込)

女性誌

●これが私の、「夢の家」。 江戸の文人画家、池 大雅の画で国宝です。 「軒先で魚を釣って、訪ねてきた友を酒肴でもてなしたい」“理想の家とは?” を問われそう答えた中国の詩を表したもの。 なるほど素敵な家、豊かな暮らしです。そして現代。海に面したテラスから釣り糸を垂れることができる。 そんな家も見つかりました。住み手の数だけ家はありますが、たとえ少々不便であっても・・・・・・したい。 そんな「夢の家々」から何かを学びたいものです。 ●『長くつ下のピッピ』の家を訪ねて北欧に 家が育んだ作家の“夢”スウェーデンのヴィンメルビーという 小さな村に緑に囲まれた可愛らしい家が建っています。 世界100ヵ国以上の国で読み継がれている『長くつ下のピッピ』の著者、 アストリッド・リンドグレーンは、今から100年ほど前に、この家で生まれました。 3人の兄妹と両親のもと、すくすくと成長した女の子。 生まれ育った家から彼女が受け取った「豊かな自然」と「両親からの溢れんばかりの愛情」こそが 世界中の子供に愛される名作を誕生させたのです。 そんな夢の物語を育んだ「夢の家」を、北欧に尋ねました。 ●宮城まり子、88歳の日々 「なぜ、こんなことしちゃったか・・・・わからない。もし・・・・、 本気で聞かれたら、アタシの真似なんてしちゃ駄目よって、ひと言申し上げます」 そんな風に、校長の宮城まり子さんは語り始めた。 「ねむの木学園」は、障害のある子どもたちの家として48年前に日本で初めて産声を上げた。 こここそまさに、夢の家。 ●今行くべきなのは、「上級民宿」 旅のスタイルが多様化した今、あらためて注目したい宿は「民宿」・・・・と言うと、 少し意外に感じられるでしょうか? 高級旅館にはないくつろぎがあり低価格だけが売りでもない。 親戚の家にお邪魔するような家族経営のもてなしが心に響く宿。 心と心の交流が人生の財産になる、そんな宿主との出会いがある宿です。 なかでも編集部は料理と自然環境に秀でた宿を「上級民宿」と名付けました。 この秋、ぜひお出かけください。必ず元気がもらえる日本の宿です。 ほか

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